紀元前4世紀 古代ギリシャ ゴールドリング グラウコーピス・アテナ
手に取るだけで古代世界へタイムスリップをしてしまうような
古代ギリシャのロマンあふれる輝きのゴールドリング。
側においておくだけで、その場の空気が変わるような
抜群の存在感があります。
シンプルな丸いベゼルに彫刻が施されており、
モチーフは軍神アテナです。
古代において、神をモチーフにしたジュエリーには意味があり、
身を飾るだけの装飾品ではありませんでした。
武装したアテナは椅子に腰をかけて煙が立ち上る出ている小さな台に手をかざしていますが、
これは、人々が神への祈りを捧げる時に小さな台に供物をささげて煙を出したり、
香を焚いたりして、立ち上る煙に乗せて神に祈りを捧げる習慣があった為に、
祈りが無事に軍神アテナに届いていること、または願いが無事に届くように
祈っていることを表しており、神への感謝の気持ちや祈りを込めて作らせた指輪なのです。
指輪は金を多く使った良い作りでずっしりと重く着用に対して十分な強度があります。
彫金のクオリティも素晴らしいもので、深い彫りで、全体の構図もよくまとまっており、
古代ギリシャで多くの人々から信仰をされていた軍神アテナがモチーフですから
持ち運べる芸術品として、古代ギリシャの美を楽しんでいただけるでしょう。
当時貴重であったゴールドをたっぷりと使っており、
美しい彫金が施された品質の高い指輪ですから、
おそらく、位の高いジェネラルが、戦の勝利のお礼に作らせたリングか、
もしくは勝利を祈って作らせたリングかもしれません。
このクオリティの古代ギリシャの本物のリングは
大変希少で美術館に収蔵されているものと同じクオリティです。
純度の高い金を使っており、金の質感はとても柔らかく、
内側からまろやかに発光するような美しい金色をしています。
丸く平たいベゼルの為に光を反射すると、強い輝きを放ちますが、
その輝きの中にアテナが佇んでおり大変神々しいです。
丸いベゼルのシンプルなデザインで、
2000年以上経っているとは信じられないほどのモダンな雰囲気があり、
驚くほどに新鮮な時を超えた美を感じさせてくれます。
ミニチュアの古代ギリシャ芸術作品として身につけることができる
大変贅沢な指輪で深い満足が得られる作品です。