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14世紀 中世 サファイヤ リング 指輪

このような極めて年代の古い指輪にはロマンがあります。


ローマ帝国の崩壊からルネサンス初期までの期間に、中世ヨーロッパで身につけられていたジュエリーは、
強烈に迷信的、宗教的、階層的で、階級を意識した社会を反映したものでした。

イギリスとフランスでは金や銀、貴石を身につけることが許されていたのは、
聖職者、王族と貴族のみだったのです。

ギリシャ・ローマ時代に起源を遡ることができる有名な宝石細工職人達は、
それぞれの貴石に強烈な呪術的特性を見出し、それぞれの石を据えるべき金属を定めました。


この興味深い時代のジュエリーには数多くの役割、目的があり、
中世の当時の人々には明白であったジュエリーの役割は、
現代の私たちには良く分からないことが多いです。


これらのジュエリーを身に着ける事は、所有者の富や地位を誇示し、
アイデンティティを強調するための手段であっただけでなく、
多くのジュエリーは強力な呪術的な力も持っていたのです。


古代ローマ人を刻み込んだ宝石や、
すばらしいセイロンブルーサファイヤを留めた指輪や、
全体に聖人達の姿を刻み込んだペンダントの主要な目的は、
それを身につける人を危害から守り、
社会でのその人の地位を確立することだったのです。



当時、サファイヤは大変希少であった為と、
中世から現代に至る間に革命等の理由で多くの教会が壊され、
このような聖なるジュエリーも失われた為に
中世のジュエリーは残っている数が大変少なくなっています。

この指輪にセットされているサファイヤは水色の澄んだ空のような
繊細な色をしており、光が当たると、
内側から指輪の金の光がサファイヤを通して放たれます。

当時貴重であった数少ないサファイヤを出来るだけ美しく見せるように
石の表面は艶やかに磨かれ、四方から中央にかけて
若干盛り上がるような形に整えられており、
とても雰囲気のよいリングです。








指通りが滑らかで気持ちのよいつけ心地です。
サイズは17.5号ですが、希少な指輪の為にサイズ変更はしてはいけません、
内側に金のアジャスターをつけることで
サイズ変更をすることができます。

作品動画


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14世紀 中世 サファイヤ リング 指輪

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年 代
14世紀初期
素 材
サファイヤ ハイキャラットゴールド
サイズ
0.5cm 17.5号 4.9g
コンディション
素晴らしいコンディションです。

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