1798年〜1809年 古の金 エスクラバージュネックレス
鶏の頭のホールマークが打ち込まれた
1798年〜1809年に作られた繊細で希少なネックレスです。
古の金の色が大変美しく、ややオレンジがかった温かみのある
落ち着いた色をしています。
多くのパーツを繋いで作られており、
それぞれのパーツが光を反射した時の美しさが素晴らしいです。
このネックレスのデザインはエスクラバージュと呼ばれ、
通常、結婚の際に新郎から新婦へと贈られる贈り物として、
フランスのパリ、ブレス、 オーベルニュ、ノルマンディーなどに
18世紀前後に広っていったものですが、
結婚以外のジュエリーにも、
この美しいデザインが用いられているのが見られます。
エスクラーブはフランス語で奴隷を意味しますので、
この鎖のようなデザインは奴隷の鎖を表し、
このネックレスを恋人へ贈ることは、あなたは私の愛の奴隷という
チャーミングな意味を持つラブジュエリーでもあるのです。
3つの装飾用のパーツは薄いプレート状の作りですが、
愛の象徴の二羽の鳩が、ガーラントの飾りの下に寄り添う姿が
彫金されています。
薄い金を用いた丁寧で繊細な仕事から
19世紀初期前後のジュエリーの美しさをしみじみ感じます。
エスクラバージュは通常3本の長さの違うチェーンを
3つの装飾用のパーツで留めたデザインが多いですが、
このネックレスは4本のデザインの違うチェーンが使われています。
チェーンがゆったりとセットされており、
3種類の違ったデザインのチェーンが、
それぞれとても美しいです。
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クラスプの形状も細長い棒を差し込むタイプで
綺麗なクラスプです。
写真だけでみると派手で身につけられないような印象かもしれませんが、
金の色や質感が大変上品で繊細です。
実際に肌に乗せると肌馴染みが大変良いジュエリーです。
軽やかなパーツがしなやかに首まわりにそってくれます。
金の質感が繊細で軽い為に、
素肌の上からの着用をお奨め致します。
衣服の上からですと、素材によりますが、
ネックレスが衣服にひっかかってしまい
綺麗に沿ってくれないと思います。
この年代のジュエリーはコンディションが悪いことが殆んどですが、
とても綺麗な状態を保っています。
作品動画