小さなサイズのプチロケットペンダントに
色鮮やかなエナメルが施され、胸がきゅーんとなってしまう
とても愛らしい雰囲気に溢れています。

大きな作品ではなくても、
魅力に溢れたお品があるのが
アンティークの良さの一つ、と思わせてくれるような
ペンダント。

一本の枝から、バラとクローバー、種類はわからないのですが、
紫色の花が描かれています。

花びらの表現はエナメルの濃淡や色使いで
一枚一枚の花びらが生き生きと描かれ、
クローバーや葉の部分は斜めの線が金に彫り込まれていることで
光を反射した時にとても綺麗です。

この植物の組み合わせには、
もしかしたら何か意味があるのかもしれないですね。

小さなダイヤモンドも留められており、
特に花の下のダイヤモンドは小さいですが、
キラキラとよく輝いてくれて水の雫のようで綺麗です。

ロケットの側面は一周くるりと細かな彫金が施されていて
アンティークらしい雰囲気を添えています、
このような手間がかかっているかいないかで
仕上がりの印象はガラッと変わるので、
丁寧な作りに嬉しくなってしまいます。

内側は小さなロケットになっており、
写真を抑えるための丸い金のフレームがついています。
中にいれる写真選びも楽しくなりそうなジュエリーです。

エナメルに極僅かなダメージが見られますが、
アンティークエナメルとして通常のコンディションです。
実物は殆ど目立ちません。

作品動画