画家のリング
とてもアンティークらしい魅力に溢れた素敵なリングに出会うことができました!
このようなリングは本当に面白いと思います(^-^)
このタイプのリングは、通常、貴族が自身の家の紋章をベゼルに彫刻して身につけるリングなのですが、
このリングには、なんと、紋章の代わりに、絵筆とパレットが彫り込まれているのです!
これは、自分を表すのは紋章ではなく、絵筆とパレットである、ということで、
オリジナルの持ち主は画家なのでしょう(^-^)
アンティークの深い楽しみの一つに、そのジュエリーを代々所有してきた人物や、
リングの歴史を想像したり、、、ということがありますが、そういった点では
このリングは持ち主の個性をとても強く感じることができますし、
このようなリングを作らせるくらいですから、ユーモア溢れる素敵な方であったと思います。
このリングが生まれた19世紀後半は印象派の時代ですから
この絵の持ち主は印象派の画家だったのかもしれませんね。
リングの周りは植物文様が彫金されており、周囲は滑らかに磨耗しているので
このリングが愛されて長期間、身につけられていたことがわかります。
絵画を愛する方や、画家の方に是非身につけて頂きたいリングです(^-^)




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