ロココスタイル エメラルド ルビー ダイヤモンド シルバー リング
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エメラルド、ルビー、ダイヤモンドをあしらったシルバーのリング
上下左右の装飾は外側からくるっと巻き込んでくるような作りで
ふわりとした立体感がとても華やか。
このリングは1840年〜1850年くらいの作品なのですが、
スタイル自体は18世紀のロココのものです。
19世紀に18世紀のデザインを模倣したジュエリーはよく作られていて、
本物の18世紀のジュエリーに比べると、シャンク等がどっしりした作りだったりします、
このあたりは、見慣れていればすぐに分かるのですが、見慣れていないと分からないと思います。
このリングを見つけた時、リングには長年の汚れがたまっていて、
ダイヤモンドも全く輝ず、シルバーも真っ黒で全然綺麗な状態ではありませんでしたが、
この指輪はデザインもいいし、お掃除すればとても綺麗になる!と判断し、
買い付けた後でお掃除をしてみたら、本当に綺麗になって
本来の姿を取り戻してくれてとても嬉しいです。
宝物を見つけた気持ちになります(^-^)
シルバー製で独特の暖かみがあり、表面の磨耗が優しく柔らか、
磨耗は、このリングが誰かに愛された証だと思うと
アンティークらしい魅力を感じずには入られません。
ルビーとエメラルドも綺麗なお石ですが、エメラルドのみ、若干のクラックが見られます。
石が外れる等の心配はないで、オリジナルの状態を大事にしたいと思い、
石はそのままにしておりますが、ご希望の場合には他のアンティークジュエリーにセットされていた
エメラルドをストックしてありますので、他の石に変えることもできます。
作品動画