霧氷の水晶 アリアドネ カメオ エナメル ロケット ペンダント
フランス語で霧氷の水晶と呼ばれる詩的な名前の石を使ったカメオです。
その名前通り、まるで冬の凍った湖の上に彫刻が浮かび上がっているような
神秘的な美しさがあります。
霧氷の水晶を使ったカメオは大好きなので、
良いカメオでこの水晶を使った作品があれば、なるべく仕入れたいのですが、
水晶部分と白いアゲート部分の両方の層を持った霧氷の水晶じゃないとカメオが作れず、
石自体がとても珍しいので、なかなか出会うことができません。
しかも今回は彫りも美しい作品に出会えてラッキーでした、たとえ霧氷の水晶のカメオであっても
彫りが美しくないと仕入れる事ができないので、、、、。
氷のような石に合わせて、水色のエナメル細工を施した
ふっくら丸いフレームもとても素敵です。
神秘的で凍てついた感じが冬のジュエリーとしても、
涼しげな感じが夏のジュエリーとしても綺麗だと思います。
モチーフはバッカスの妻アリアドネです。
アリアドネはバッカスの妻となるまでにドラマがあり、
ギリシャ神話も調べてみるととても楽しいです。
他にも、なかなか勝てないのに軍神であるアレスや、オリンポスで一番の美男であるのに
なかなか恋が成就しないアポロン、最高神なのに女性にだらしないゼウス、
最も美しい女神であるのに、最も醜い神と結婚してしまったアフロディーテなどなど、
このあたりのバランスがとても面白いです。
小ぶりなカメオですが、厚みがあり、とても立体的な作品です。
裏面はロケットになっており、中に写真や何か小さな物を入れることができます。
作品動画