イタリア エンジェルスキン 珊瑚 古代神話カメオ パリュール
⭐︎写真では光の加減で色ムラがあるように映っておりますが、実物は殆ど色ムラのない均一な色です⭐︎
1840年〜1860年頃の珊瑚の素晴らしいネックレスとピアスのイタリアのパリュール。
珊瑚の色はなんとも言えない柔らかな肌色がかった薄く淡いピンク色をしており、
これはエンジェルスキン、天使の肌と呼ばれる大変希少な珊瑚です。
肌に乗せると肌と、まるで肌がカメオになったような美しさを感じさせますし、デコルテにお化粧を施すような感覚で
肌色が自然に薄いピンク色に上気して染まるようで、肌がとても綺麗に見える効果があると思います。
女性らしい雰囲気のジュエリーですが、珊瑚に施されている彫刻が甘すぎないのがバランスが良く美しく、
自然に肌にスッと馴染んでくれるので、とても使いやすいパリュールです。
7つの垂れ下がった大小のカメオのモチーフは花の女神フローラ、
花の女神を讃えるようにパーツとパーツの間にとても小さな花の彫刻がちりばめられています。
珊瑚の表面にはカメオを包み込むような柔らかな艶感が感じられます。
ネックレスの長方形のパーツには古代神話に関連する様々なモチーフが彫られており、
メデューサ、ドルフィン、竪琴、シアターマスク、矢筒、テュルソス等、、、
それぞれを手にとって、ひとつひとつ眺めるのもとても楽しいです。
特にメデューサは、ギリシア神話において珊瑚の誕生の由来も語られており、
ペルセウスがメデューサの首を切った時に流れた血から天馬ペガサスが、
そして、海に流れた血から珊瑚が生まれたと言われています。
珊瑚は古代ローマ時代からお守りとしても大切にされ、古では珊瑚の色は持ち主の体調によって
色の濃淡が変化すると言われていました。
コンディションは大変良く、花の装飾部分が数カ所が取れていたり、僅かな欠けがありますが、
古い年代のジュエリーとして通常のコンディションになります。
実物は殆ど目立たちません。
どんな女性が身につけていたのか、想像力をかき立てるようなロマンティックなジュエリーです。
珊瑚の表面には柔らかな包み込むような艶感が感じられます。
古代神話に関連するモチーフが細かく彫り込まれ、
それぞれが囁きあっているような雰囲気がとても素敵です。
クラスプ部分はテュルソスの装飾が彫り込まれています。
希少なオリジナルボックス入りです。
作品動画