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市場では殆ど見かけなることのない18世紀中期の希少なジュエリーです、
作りとデザインから、恐らく、イタリアの作品と思われます。

当時の貴族女性が夜会のドレスに合わせて身につけたジロンドールと呼ばれる大型のピアスに合わせて、
恐らくお揃いのデザインで作られたと思われるペンダントです。

フラットな金の板にざっくりとした手彫りの花モチーフのオープンワークが施され、
大小の天然真珠とガーネットが全面にあしらわれています。

ジロンドールは大きさがあり、ピアスなどは、長時間身につけることが難しいほど重いですが、
このペンダントは、本体が薄い作りなのでそれほど重さがなく身につけやすいです。



ガーネットの下には箔が敷かれ、ガーネットのカットに合わせて、
内側から明るく発光するような独特の雰囲気があります。



古く繊細なジュエリーなので、裏側は、数カ所修復されていますが、
18世紀のジュエリーとしては通常のコンディションです。