トランジションスタイル　ペンダント

アールヌーヴォーからアールデコへの過渡期に作られたとても珍しいプチペンダントです。

アールヌーヴォーとアールデコの特徴が感じられる
直線的なデザインと植物の彫金の組み合わせが、一つの作品の中で混ざり合って表現されています。

アールヌーヴォーの終焉の後に、アールデコの時代が訪れますが、
アールヌーヴォーからアールデコへある日、突然変わったわけではなく、
そこにはスタイルの過渡期であるトランジションスタイルが存在し、
このペンダントのような面白いデザインの作品が見られるのです。

はっきりと両方の特徴が現れていなければなりませんので、
残っている数は少なく、珍しい作品になります。

トランジションスタイルであるだけでも面白いのに、
更に緑と白の斑模様のグリーンエナメルを使って翡翠が使われているように
見せているのもチャーミングです。

エナメル、天然真珠、18ct、プラチナの4種類の素材が効果的に組み合わされて
美しいデザインを作り上げています。

お求め安い価格のプチペンダントですが、デザインの面で内容の濃い作品です。