19世紀初期 カラーゴールド ガーネット パリュール
19世紀初期の素晴らしいデザインのパリュール。
中央のブローチ&ペンダント、それを囲むネックレス、ピアス、
そしてネックレス用の予備のスペアの金具もついた
見事なパリュールです。
何通りにも使えるようになっているので、
フルセットで使わずとも、その日の気分や装いで
あれこれコーディネートが出来ます。
アンティークらしい美しさに溢れたデザインのバランスのよさ、
細工のよさ、素材のよさ、技術、使い勝手、重すぎないかどうか、、、
すべての点で優れているので、即決で仕入れてしまいました。
女性らしく、重厚なデザインで、品があります。
装いも、もちろんドレスアップして華やかにまとめても、
シンプルなワンピースのワンポイントにしても、どちらにも使えます。
ですので、パリュールは使いにくい、購入しても使えない、、、
ということはないでしょう。
メインジュエリーのブローチ&ペンダントです。
このパリュールに使われているガーネットはシックで深みがあり、
同時に明るさ、透明感も感じられるので、
透明感のない黒いガーネットではありません。
裏面はフォイルバックですから、内側から発光するような輝きが楽しめます。
19世紀初期の金細工を駆使した
細かく繊細なカラーゴールドの細工が見事です。
小さな花や蕾が吹雪のように一面に散らされています。
細工を目で追っていくと、目が疲れてしまう程に繊細です。
垂れ下がるドロップ型のパーツは左右が上をキュッと向いた羽のデザインで留められています。
この部分のデザインを花模様で統一することなく、羽のデザインにすることで、
全体のワンポイントになっています、
この少しのデザインの面白さが、このジュエリーをより美しくしています。
そして、左の写真の羽部分に、よーく見るとホールマークが打ち込まれているのがわかりますか?
こんなところにマークが打ち込まれているのを見つけられるのはアンティークらしくて
楽しいものです。マークは羊の頭のマークで、1819年〜1838年に作られたことを
示しています。
羽のパーツに下げられたドロップ型のモチーフ。
花とガーネットが交互に留められ、一つ一つの枠の作りも
乱れの無い細かく丁寧な仕上がりです。
そして、ドロップ型のパーツは3つ全てにホールーマークが打ち込まれています。
バチカンの作りも、ジュエリーの雰囲気を壊さぬように、
グリーンゴールドで葉の装飾が、、
裏面は補強してある跡がありますが、19世紀初期のジュエリーとして
これは通常のコンディションですから、気にされる必要はありませんし、
価値に影響もありません。
ブローチ&ペンダントのパーツはバチカンとブローチピンが外れるようになっているので、
ペンダントとして使った時にピンがゴロゴロしませんし、ブローチとして使った時も
バチカンが邪魔になることもありません。
これらが、ブローチ&ペンダント専用の金具です。
すべてセットするとこのようになります。
セットの仕方はとても簡単なので、どなたにもセットして頂くことが
できます。
この素晴らしいピアスも、このパリュールの魅力でしょう。
見事なデザインと細工のピアスですから、単独で使ってもいいですし、
勿論、ネックレス、ブローチなどとコーディネートしても素敵です。
ピアスの金具はオリジナルではありません、ご希望の方にはアンティークのピアスの金具をストックしていますので、
ピアスタイプに変更することも出来ます。
美しいパーツで彩られたメッシュゴールドの軽やかなチョーカーです。
3つのドロップ型のパーツはブローチ&ペンダントのパーツです。
これらは取り外しが出来るので、シンプルにも華やかにもなります。
金のメッシュは、まるで金属で出来ているのが信じられないほどに
軽やかで柔軟性があります。このメッシュパーツはスペアがありますので、
もし、落として踏んだりして(!)潰れてしまっても、大丈夫ですし、
首回りのサイズによってはチョーカーのサイズ変更をする為にも使える便利なスペアパーツです。
〜サイズ〜
ブローチ(6,9cm×4,4cm)
ペンダント(8,2cm×4,4cm)
チョーカー(39cm飾り大2,2cm×2,5cm飾り小2cm×2cm)
ピアス(4.6cm×2,5cm)
重さ 81,8g
〜コンディション〜
素晴らしいコンディションです。
ブローチの裏は僅かに修復されていますが、この年代の作品では
通常のことです。
ピアスの金具はオリジナルではなく、ピアス穴が空いてない方も
使えるようになっていますが、ご希望の方には
アンティークのピアスの金具をストックしていますので、
ピアスタイプにすることもできます。