アールヌーヴォー ダイヤモンド ゴールドリング 芥子
360度、どこから見ても見事に美しいアールヌーヴォーの指輪です。
指輪をくるりと回すとわかりますが、まるで指輪全体が波打つ幻想のようで、
芥子の花に相応しい仕上がりになっていると思います。
芥子の花はアールヌーヴォー芸術において好まれた花。
芥子は心地よい眠りを誘いますが、同時に危険な麻薬、、、相反する要素を持っており
それが女性が持つ美に例えられました。
アールヌーヴォー芸術では女性も花と同じく重要な霊感の元であり、
女性の持つ二面性の神秘も芸術家に好まれました。
例えば、女性に魅了されている時は幸福に包まれますが、
同時に女性の真心が真実のものであるかどうか、、、捉えどころのない、
掴もうとすれば逃げるような、そんな喜びと苦しみの二面性を表しています。
アールヌーヴォーのゴールドジュエリーとして素晴しい造形のリング、
ダイヤモンドの輝きが、黄金の芥子にこぼれ、その輝きにより、
ハッと現実に引き戻されるようで、ダイヤモンドもより引き立ちます。
葉が羽衣のようにふわりと茎を包んでいます。
フープにはフクロウとヒゲの男のホールマークが打ち込まれています。
この指輪の素晴しいところは表面だけではありません。
フープの真裏にまで装飾が施されているのがいいですね。
この部分は通常はシンプルなデザインが多いですから、この造形は珍しいです。
サイズ変更はデザインしている部分の左右を調節すれば出来ます。