古のジャワ ゴールド リング
古のジャワの希少なアンティークジュエリー、とても古く9世紀〜13世紀の作品です。
西洋のアンティークジュエリーも面白いですが、
東南アジアのアンティークジュエリーもそれに負けない魅力に溢れています。
この指輪は、古のジャワのリングの中ではとても珍しいモデルで、専門書にも同じタイプの作品は数点のみしか
確認出来ませんでした。
純度の高い金に、独特の文字をざっくりとかなり深く彫ってありますが、この文字の雰囲気がとても斬新で
デザイン的に面白く、古さを全く感じさせません。文字を深く彫るためにベゼル自体もとても厚みがあり、
一つの指輪に金を驚く程多く使っているのが印象的で、指に填めたり、手の平にのせると、とても重いです。
これほどまでに贅沢な指輪ですから、とても位の高い人物が作らせた指輪であることは間違いないでしょう。
左はジャカルタ国立博物館に収蔵されている指輪です。右は専門書に掲載されていた同タイプの作品。
どの指輪も金をたっぷり使った重みのある指輪ですね。
このタイプの指輪は宗教的な目的で作られたリングで、ベゼルには神の名前が彫られています。
ベゼルのみではなく、リング全体的に厚みがある作りをしています。
とても贅沢に金を使ったリングです。
指に填めると驚くほどモダンな雰囲気を感じます。
動画も是非ご覧下さいね。