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糸状に整えた金の細工、カンティーユを駆使した19世紀初期の繊細なゴールドピアス。とても小さいですがアンティークらしい繊細な金細工の魅力が沢山詰まっているのが魅力です。カンティーユのパリュールなどの大作もいいものですが、小さな作品でもアンティークらしさが感じられる、さりげなく日常に使えるジュエリーというのも別の意味でいいものです。
アメジストが4石留められていますが、1石だけ他のアメジストに比べてやや濃い色をしています、写真ですと真っ黒く写っていますが実物は、濃い紫色で、ここまで暗い色ではありません。



細い金を曲線にして一本一本つけています。ピアスの大きさが僅か2,7cm×1,2cmであることを考えると驚異的な仕事ですね。
天然真珠のふっくらとした美しさにもご注目下さい。



写真ですと拡大して見えてしまうのですが、こうして1円玉と比較すると、その小ささ、繊細さがよくわかると思います。
小さくても素晴らしい細工が施されているのがアンティークジュエリーです。



カンティーユのジュエリーは、その繊細さから状態の悪いものもありますが、このピアスはとても良い状態を保っています。



耳に付けるシステムは裏から表へカチッと留めるタイプ。
慣れると、とても使いやすく安全です。