Fontana フォンタナ ペンダント オリジナルボックス入り サイン入り
19世紀のパリでとても有名だったジュエラー、フォンタナのペンダントです。創始者のトーマス・フォンタナはスイス出身で1840年にパレ・ロワイヤルで ギャラリーを開き、トーマスの死後は息子や甥のフォンタナ一族が事業を引き継ぎ、パリのリュー・ド・ラペ7番地へ移転、パリのブルジョワたちがフォンタナ の顧客でした。
このペンダントを手にとって眺めると、細部までビシッと隙のない大変素晴らしい作りに溜め息が出てしまいます、正方形と円を使ったデザインは、ある意味ご まかしが効かないのでミルも石留も美しいかどうかがはっきりわかってしまいますが、拡大しても素晴らしい仕事なのが良くわかる作りをしています。カリブレ カットのサファイヤも3石ずつ8カ所でセットされており、シンプルでバランスのとれた洗練されたデザイン、丸形、正方形、メインダイヤモンドはそれぞれ揺 れるように出来ており、自然な動きが楽しめるようになっています。
作りだけではなく石の質も素晴らしく、ダイヤモンドもサファイヤも大変美しいです。ダイヤとサファイヤの組み合せとデザインが互いに美しさを引き立たせ合っているような作品です。
拡大しても美しさがよくわかります。
乱れの無いミル打ちの素晴らしさ、はめ込まれた極小のカリブレカット、見応えのある作品です。
裏面。
裏面の作りも見事です、きっちりとした四角形がレールのように並べられているように見えます。
丸形、正方形、メインダイヤはこのように揺れるように出来ています。
拡大。
刻印入り。
メインダイヤモンドは厚みがある石が使われています。
クラスプ。
オリジナルボックス入りでぴったり収まります。
縦長の赤い箱です。
箱内側。