古代美術 古代ローマ1世紀 コーネリアン インタリオ ポイズン スイベル リング 「ローマの勝利」
古代ローマ1世紀のコーネリアン製の最高品質のインタリオと、立体的で華やかな装飾の1860年〜1870年頃のゴールドのリングの組み合せが美しいリング、回転式のリングで表と裏が楽しめ、更にポイズンリングとしてベゼルの蓋まで開くようになっています。
古代ローマ1世紀のインタリオが時を超えて、19世紀の美しいリングにセットされ、回転式のベゼル、ロケットのように蓋が開くポイズンリングになってい る、、、まさにアンティークの楽しさをぎゅっと詰め込んだような特別で素晴らしいジュエリーです。金をたっぷりと使っているので指に填めるとずっしりとし た重みを感じます。
ベゼルはこのように一周くるりと回転し、、、
裏面には、このインタリオを型取りして作った金のベゼルがセットされています。その日の気分や、着ているものに合わせてどちらを上にするかが選べます。
回転するベゼルがついているとそれだけ楽しい気持ちになれますね。
そして、このようにポイズンリングとして蓋が開くようになっています。
小さなロケットとして、愛する人の髪の毛を入れたり、小さく折り畳んだ手紙をいれたりと、アンティークらしい楽しみ方が出来ます。
ベゼルにセットされているのは、古代ローマ1世紀の最高品質のインタリオです。繊細で細かい優れた彫りが施されています。
このような約1センチ程の小指の爪程の小さな石に、ルーペで見てようやく細部を確認できるほどの細かな彫りが施された優れたインタリオを見ると、古代ロー マ時代にここまでの作品が作られていたことに驚きます、当時は宝石を美しくカットする技術がありませんでしたから、このようなインタリオの彫りの驚くべき 技術が生まれたのです。
表面に光を反射させると小さな石に複数のシンボルが彫られていることがよくわかります、それは、イシスとセラピス、月桂樹を手に持ったヴィクトリー、月桂 樹をくわえた古代ローマのシンボルである鷲です、バランスの良い構図を考えた大変細かな彫りです、細かいのですが、彫りがとても深くて見応えがあるのも魅 力です。
この特別なインタリオは、モチーフからおそらく、ローマがエジプトに勝利した記念に作られた作品でしょう。
粘度に押すと、細かな素晴らしい彫りが浮かび上がります。
蝋で手紙に封を押したりしても楽しめます。
インタリオは大きさ僅か1,2cm×1cmです。それだけの小さな石の中に細かく深い彫りが施されています。
ベゼル正面。
ベゼル裏面。
指輪の装飾は植物文様の大変華やかなものです。
シャンクに小さな植物の実がそのまま実ったような、そんな美しい装飾です。
金をたっぷりつかった贅沢な指輪です。
金を多めに使い、ざっくりとしていながら写実的な彫りです。
シャンク装飾。
シャンク装飾。
ベゼルの上下には渦巻きのような装飾が施されています。
ホールマークが刻印されています。
サイズ変更可能です。