1600年〜1620年 アメジスト リング
古のアメジストが留められた17世紀バロックの美しく希少なリングです、このような古いリングには美しい夢が宿っています、例えば、この指輪を身につけな がら、この指輪と同時期に作られた素晴らしいバロック作品、絵画、文学、彫刻、建築などを調べることは、とても贅沢で上質な精神の旅です。
17世紀の貴婦人が身につけていた指輪を実際に身につけ、彼女が当時、どのように生活していたのかにも是非思いを馳せてみてください、、、それは貴方だけの美しい夢なのです。
この時に大切なことは、この夢を見るためには指輪が17世紀の本物である必要がありますが、一つ、この指輪が本物だといえる理由の一つに石の状態があります。
まず、セッティングを見ると、この石が取り替えられていないことがわかります、そして石が欠けており、欠けた時の衝撃で石が若干内側へ凹んでいます。これもまた本物のオリジナルストーンである証です。
何故、石の欠けにより、これがオリジナルストーンかどうかわかるかというと、17世紀の古い指輪は現存するものが非常に稀です。
その為に、通常は比較的価格の低い欠けたアメジストは高価なエメラルドなどに変えられ、それが指輪のオリジナルストーンとされ高価な価格で紹介されることが多いです。
ですが、このような古い指輪の良さは、見た目の美しさだけではなく、内側に宿る美が最も美しいのです。
そのために、このアメジストの夢を大切にして、石はこのままでご紹介させて頂きたいと思います。
そして、この石のダメージの為、1600年〜1620年に作られた指輪として価格は大変お求めやすくなっています。
この指輪の状態は石の欠けを除いてとても良い状態が保たれています。
シャンク、裏面、共に深い彫金が施され、そこにブラックエナメルの装飾が残っています。
ベゼル側面から裏面へかけて美しいカーブが描かれています。
オリジナルのブラックエナメルが彫金に沿って残っています。
フープまで深く細かな彫金が施されています。
この指輪の状態は石の欠けを除いてとても良い状態が保たれています。
シャンク、裏面、共に深い彫金が施され、そこにブラックエナメルの装飾が残っています。
この指輪が作られたのと同年代の絵画