古代ローマ2世紀 アスクレピオス インタリオ オレンジジャスパー リング
古代ローマ2世紀のインタリオ、アポロンの息子であり医術の神でもあるアスクレピオスがモチーフです、アスクレピオスは才能に恵まれ、優れた医術で死者を も蘇らせる禁断の技を持った為に、冥界の王ハデスに疎まれ、生命の秩序を乱すことを恐れたゼウスの落雷により命を落とします。この神話は面白いので興味の ある方は是非調べてみて下さい。
このインタリオの彫りはとても深く、アスクレピオスの立ち姿の構図も美しいです、繊細な表現なので、絵の具を練って固めたようなオレンジジャスパーのマッ トで硬質な石の質感が、インタリオの彫りをよりはっきりと引き立たせ、すっきりとして気持ちの良い彫りが素晴らしく見応えがあります。
アスクレピスは古代ローマでは大変人気があった神です、おそらくこのインタリオは健康への厄よけのような目的があったのだと考えられます。
上半身は裸で、左肩から腰へ衣服が身につけられています。左手には蛇がからまったカドゥケウスの杖を手にしています。
指輪は古代風のデザインでパリの職人につくらせたものです。
とても深く繊細な彫りです。
側面。
ベゼル裏。
サイズ変更可能です。
一円玉との比較。