古代美術 古代ローマ 紀元前1世紀〜紀元1世紀 オリジナル インタリオ リング 馬
古代ローマ紀元前1世紀〜紀元1世紀の作品、馬のコーネリアンインタリオもリングもすべてオリジナルの素晴らしい出来映えのいにしえのゴールドリングです。
コーネリアンの質は大変良く、色は鮮やかで、透明感があり、まるでガーネットと見まがうような美しさを感じます、その美しい石に彫られた馬も躍動感、筋肉の動き等、素晴らしい見事な彫りで、正に時を超えた古代の彫刻作品といえると思います。
さらに、オリジナルのゴールドのリングにセットされていますから、言うことなしです。
ゴールドリングはシンプルなデザインで、インタリオが横向きにセットされており、インタリオが指の横幅一杯に広がるような雰囲気で、とても付けやすいリングだと思います。
ゴールドもたっぷり使われていますが、正面から見ると金はほとんど見えませんから、派手で身につけにくいとうことは全くありませんし、金自体も艶消しの大変味わい深い金の色をしています。
サイズは希少な8号です、女性の薬指、もしくは男性の小指にぴったりでしょう。
さらに、このリングは、「どの指に填められていたかがわかる」跡が残っているので、深いロマンも感じます。
本当に美しいリングです。
馬の首付近の石が薄茶色になっていますが、これはこの部分が石灰化しているからです、通常インタリオは石が石灰化すると著しく価値が下がりますが、このくらいの石灰化ならば全く問題はありません。
側面。
シャンクには丸い玉、そしてフープには一周くるりと線状の装飾が施されています。
丸みを帯びた摩耗が、確かにこのリングが着用されてきたことを感じさせます。
古代ローマ時代の馬。
素晴らしい躍動感と彫りに惚れ惚れします。
こうして見ると、フープの左側が右側に比べて、若干まっすぐなのが分かりますか?これは、このリングが右手、左手、いずれかの小指に填められていたことを示しています。まっすぐになっている側は薬指に押され気味だったからです。
金をたっぷり使った希少なリングですから、サイズ変更はしてはいけません。