鳥と蝶と花のゴールドバングル
美しい透かしの金細工のブレスレット。
鳥と蝶と花をモチーフにして透かしの金細工が施されています、中央に鳥、左右に蝶二匹が配置され、絵柄は全て違うパターンが用いられているのも丁寧で良い作りです。
着け心地も、モチーフにぴったり会うように、とても軽やか。
それぞれのモチーフは縦に留めた天然真珠でそれぞれ区切られており、繊細な印象です。
メインパーツ部分。
中央の鳥のモチーフ。
鳥の胴体や、植物、手の込んだ美しい透かし細工は、すべて手彫りです。
金細工を細かく目で追っていけば、仕事の丁寧さをより強く感じられると思います。
さらに、少しの力加減のミスで、必要な部分を削ってしまった場合には、すべて最初から作り直しかと思うと緊張感溢れる作業だったことも伺えます。
右側の蝶の細工。
蝶なのですが、何故か花が彫り込まれておらず、蝶の胴体の下に触覚のような大きな渦が彫られているのが気になります(笑)
蝶の胴体の表現等もとても細かいですね、このモチーフの大きさは2センチないので、
どれだけ、この金細工が繊細で驚くべき仕事をしているかを感じて頂けると思います。
左側の蝶。
模様のパターンとしては同じ構図ですが、二つを見比べてみると微妙な違いがあることに気がつきます。一つ一つ手で彫って作ったことの証です。
この模様は、メインの模様の左右に彫り込まれています。
この模様は、メインの模様の左右に彫り込まれています。
クラスプ部分。
アンティークブレスレットは、クラスプの差し込み口にこのようにホールマークが打ち込まれていることが多いです。
クラスプ部分内側。
稼動部分。