オリエンタリズム コーラル 珊瑚 ピアス
明るいオレンジ色の珊瑚はイタリアのアドリア海産の珊瑚、もしくはフランスの植民地の北アフリカの珊瑚だと思われます。それをフランスでピアスに仕立てたものです。
1860年〜1880年の作品で、スタイルは当時西洋で流行したオリエンタリズム、東洋への憧れのもとに生まれたデザインです。
ピアスはメイクの延長のような感覚で使えるので、明るいオレンジ色の珊瑚のピアスは耳に付けると、頬にチークを入れたように顔回りがパッと華やかに明るく見えます。細い尖った逆三角形の金の細工が優雅に光を反射しながらキラキラと細かく耳元で揺れてるのもとても素敵です。
珊瑚は立体的にふっくら丸く削って整えられています。
こうして海の素材で作られたジュエリーを見ると海の広さも感じます。
裏面。