ネオルネサンス ブローチ マリー・ド・メディチ
19世紀後期、ネオ・ルネサンス様式のブローチです。
素晴らしいレースの襟の衣装を身につけた女性はマリー・ド・メディチです。
現代では再現不可能な大変素晴らしい金細工のブローチは、ルネサンス時代の絵画をそのまま立体で表現したような素晴らしい表現力です。
冠を身につけた彫りの深い王妃の横顔、繊細な立ち襟レースは天然真珠とダイヤで飾られています、これはジュエリーとしての装飾ではありますが、本物の王妃の衣装にも天然真珠とダイヤモンドが留められていたことでしょう、胸元にはエメラルドも留められています。
マリー・ド・メディチの肖像画 サンティ ディ ティート作 1590年
このブローチととても良く似たマリー・ド・メディチの肖像画。
マリー・ド・メディチの横顔。
髪を結い上げ、冠を身につけて、大きな真珠のピアスを身につけています。
レース拡大。
胸元にはエメラルドと少し大きな天然真珠が留められています。
裏面。
側面。
ブローチピンはストッパー付きで自然に外れてしまうというような心配はありません。