Wiese ヴィエーズ ゴールド ドラゴン ブローチ サイン入り
偉大なジュエラーWiese作のオリエンタルなゴールドブローチ、虹色の目を持つ黄金のドラゴンが神通力で姿を変えて、そのままブローチになってくれたような圧倒的な迫力と、力強く明るいエネルギーに満ちあふれた作品です。
この上なく力強い造形なのですが、同時にドラゴンからはユーモラスな雰囲気も感じられて、愛嬌があるのがいいですね。
手の平に載せて隅々まで眺めていたい作品で、ドラゴンの頭にあるようなフサフサとした毛はまるで炎のよう、力強く可愛い顔立ちや、爪や足、胴体のうねりなど、目で追っていくとデザインの大胆さに飽きることがありません。
瞳のオパールの色は素晴らしく、濃い虹色に変化します。
この作品は1895年頃に制作されたもので、当時流行したシノワズリの影響が見られます、いつものWieseのテイストとは違いますが、この作品を買い付けてWieseの才能の幅広さをさらに感じました。
類似の面白い資料を見つけましたので、次ページでご紹介します。
参考写真 Wartskiより
こちらも、Wiese作。
アーティストであったWieseは、おそらく、このドラゴンのデザインは気にっていたけれど同じ作品は作りたくなかったので、少しずつパターンを変えてシリーズのように作品を作っていたのではないかなと思います。
こうなると他にはどんなドラゴンがいたのか気になって仕方ありません!
程よい艶消しの金です。
とても見応えのある作品です。
黒背景。
拡大。
側面。
裏面。
Wieseの刻印入り。