カンティーユ シトリン ネックレス
とても希少で古いフランス1830年頃のシトリンのネックレス、繊細で華麗なカンティーユの細工が施されています。本来カンティーユは古代ジュエリーの繊細な金細工にインスピレーションを得たもので、大変見応えのある、とてもアンティークらしいテクニックの一つです。
このネックレスのシトリンの色は大変美しく、枯れた金のような時を経たゴールドの色とも完璧に調和しており、上品で控えめながら確かな存在感がある作品です。
19世紀初期のカンティーユの作品は、その繊細さと年代の古さからコンディションが今ひとつなものが多いですが、このネックレスは完璧なコンディションを保っており、また、カンティーユ作品の中でも細工も大変優れています。
是非拡大画像で美しい細工をご覧下さい。
シトリンの色と18kの金の色は完璧に調和しており、とても上品な印象です。
18kは、同じ18kでも、明るい色味のもの、暗い色味のものなど、作品によってそれぞれに色に味わい深さが出るとても面白みのある素材です。経た年月に よっても色の味わい深さに差が出ます。この作品の金は控えめながら、輝きも感じられる、とても雰囲気の良い金の色をしています。
シトリンのカットもとても綺麗です。
合計で22石使われています。
そして、細工の素晴らしさ、、、、
こうして、細工を拡大してみると、その凄さが分かって頂けると思います。
石を留める爪にも装飾が施され、土台には細い金線を表現してふっくらと立体的な丸を作ったようなカンティーユの信じられないような繊細な細工が施されています。
このネックレスのさりげなく素敵なワンポイント、それがこのお花の装飾です。
シトリンとシトリンを留めるパーツが、さりげなく小さなお花になっている、とても繊細で愛らしい細工に、思わず笑顔になってしまいます。
シトリン裏面。
一つ一つのシトリンのカットも、石に奥行きが感じられるようなとても綺麗なカットです。
クラスプ部分のコンディションも良いです。
このように外れます。
ご希望でセーフティーチェーンをお付けする事も出来ます。