マリーアントワネット グリザイユ ミニアチュール ロケット ペンダント
この大変希少なフランス王妃マリーアントワネットの細密画がセットされたロケットペンダントは、フランスのある貴族から託されたものです。この貴族はロケット内部に納められたある物を、代々受け継いできたのです。
フレームはシルバー製、周囲に留められているのはペーストです。
柔らかいブラウン系の色で描かれたマリーアントワネットのグリザイユの細密画は大変素晴らしい仕上がりで描かれています、1820年頃の作品です。
是非拡大画像でご覧になって下さい。
このロケットを託してくれた貴族が受け継いできたあるものというのは、このロケットの裏面にセットされている髪の毛です、この髪の毛はマリーアントワネットのものだということです。
当時、王妃の髪の毛を王族以外が入手する機会として、髪結いが髪の手入れをする際に入手する方法がありました、髪結いから髪の毛を得た貴族らは、それを大切に持っていたと言われています。
今となっては、絶対に王妃の髪の毛である、と断言は出来ませんが、1820年にわざわざ王妃の細密画を描かせてロケットを作るくらいですから、本物かもし れません。もし、この髪の毛が本物の王妃の髪だったら?と想像すると、とても面白いです、こういったこともアンティークの楽しさの一つです。
トップの首に巻くリボンを通す部分は、リボンのデザインになっています。
この部分にリボンを通して首に下げると、とても良い雰囲気になります。
しっかりと厚みのある作りです。