ベルエポック 天然真珠 マーキーズリング
透かしのプラチナ細工に小さなダイヤモンドが留められているベルエポックのリングです。まさに、ベルエポックの時代を表すような繊細優美なデザインは女性らしいエレガントな魅力に溢れ、
マーキーズシェイプのベゼルでは、白銀色に輝くプラチナとダイヤモンドの輝きが一体化して、とても上品な印象に仕上がっています。
このエレガントなマーキーズ(公爵)シェイプの名前の由来は、この形がルイ15世の寵姫ポンパドゥール侯爵夫人に愛されたデザインだったからです。ポンパドゥール侯爵夫人は、美貌のみならず、知性、教養、芸術的センスも兼ね備えた女性として、王に深く愛されました。
何故この形がポンパドゥール侯爵夫人に愛されたかですが、夫人はもしかしたら指が短めだったかもしれません??
何故かというと、このマーキーズシェイプには、指をほっそり長く見せてくれる効果があるからです。
完璧なポンパドゥール公爵夫人ですが、もしかしたら、指が短かめだったのかも??と想像するのは面白いですね。
マーキーズは縦長のベゼルのデザインなので、長過ぎたり、幅が細すぎたりすると身につけにくい印象を持ちますが、この指輪のベゼルは幅も狭すぎず、長さも丁度よく、指に馴染んでくれるバランス感です。
横から見るとよくわかりますが、真珠の形が丸ではなく扁平です。これはボタンパールと呼ばれ、まさにボタンのような形をしている真珠です。
天然真珠か養殖真珠かどうかは、専門の業者だとしても人間の目だけでは確実な判断はつかないので、鑑定に出さなければわかりませんが、この扁平の形の真珠の場合は、その形だけで天然真珠だということがわかります。
丸い真珠も魅力的ですが、アンティークジュエリーによくみられる、この扁平な形の真珠もとっても可愛いので、好きな真珠の形です。
反対側。
ベゼル裏。
真珠の裏面の透かし細工がとても綺麗ですね、アンティークらしい丁寧な仕事です。
サイズ変更可能です。