カリブレカットルビー リング 指輪

フランスのペルエポックのSシェイプのリング。コロンと全体的に丸みを帯びたデザインはどことなくユーモラスです、ダイヤモンドをカリブレカットのルビーが取り囲んだパーツを上下に配置してsラインで繋げています、上下のパーツのボリュームと細いSシェイプの細工のバランス感がとても綺麗ですね。こうして見るとSシェイプがとても細いので強度を心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、高度な技術によって華奢に見えても強度を持たせた作りになっているので、心配はいりません。また、ルビーを細かくカットして形を整え、丸形の台座に隙間無くセットするカリブレカットの技法は、石が壊れやすいので作るのに高度な技術を必要とします。

正面から見ると細身で折れてしまいそうなデザインだったリングも、このように真横からみると、厚みのある強度を持った作りになっていることが良くわかります。しかもベゼルには強度を持たせるだけではなく、綺麗な彫金までが施されているのです。見えない部分にまで気を使った丁寧な作りです。

裏面, 裏面の作りもとても綺麗ですね、オープンセッティングでダイヤモンドに光が入るようにしてありますが、ただ単に穴をあけただけではなくきちんと四角に整えられた窓です、裏面の作りが綺麗ではないリングは、手を抜いて作られたリングなので粗悪品の場合が多いです。 。

綺麗な彫金が施されています。

ナンバー入り、これはこの指輪がオーダーとして特別に作られたことを意味します。

指に嵌めると縦長のデザインがより生きます。高度な技術によって作られたどこかユーモアのある可愛いリングです。