アールデコ ダイヤモンドブレスレット
優れたデザインのアールデコのブレスレットです、このブレスレットのデザインの優れたところは8角形、長方形、丸形、この3つのパーツを組み合わせてデザインにメリハリとリズム感を生み出しているところ、そしてそれが全く違和感がないところです。見ていて違和感がないデザインというのは簡単なようで実は難しく、作るのに優れたセンスを必要とします。適度なボリュームのこのブレスレットは手元をスタイリッシュに華やかに飾ってくれることでしょう。デザインが優れているということは作りも良い場合が殆どです。もちろんこのブレスレットも良い作りです。
中央のパーツをご覧下さい。もし中央のパーツが長方形であったなら左右の丸いパーツの丸みとバランスが取れずに少し窮屈な印象になったでしょうし、少しわかりにくいかもしれませんが、丸いパーツが長方形のパーツで八角形のパーツとつながっているところが微妙に三角になっています、もしここが三角ではなく、普通の透かしであったらなら軽やかさにも差が出たことでしょう。ほんのわずかなデザインの差で全体の印象をよくも悪くもするのがジュエリーデザインなのです。
作りも良いです、手打ちのミルが打ってあります。 優れた彫金師はアーティストですから、本物の優れたアンティークジュエリーには必ず優れたデザインや難しい技術へのこだわりがみられるものです。
八角形のパーツのプラチナオープンワークは非常に軽やかな印象で重さを全く感じさせません。
ブレスレットを留めるパーツはこのように着脱します。装着時は中央のパーツにしっかりとはまるので見た目に全く違和感はありません。パーツにはホールマークが打ってあります。
裏面。オープンワークでダイヤモンドが綺麗に見えます、それぞれの窓もきちんと加工され、凸凹やがたがたしていません。
デザイン上、必要な場所意外立体感をそれほど出していないのでブレスレットとして付けやすいでしょう。
身につけると、より一層美しさが引き立つブレスレットですね、3つのパーツのリズム感のなんと美しく自然なハーモニーでしょう、形の違うパーツを上手くまとめた優れたデザインです。指輪やピアスをお持ちの方は多いと思いますが、ブレスレットは本来贅沢なジュエリーで、指輪やピアスとはまた違う満足度のあるジュエリーです。身につけると手首に感じる重みと繊細なダイヤモンドの輝きが優雅で特別な気持ちにしてくれることでしょう。