古代ローマ3世紀 グラスインタリオ ブロンズリング
古代ローマ3世紀の貴重なブロンズリングです。
横へせり出した独特の力強い作り、丸く穴が沢山開けられたショルダーの装飾などは古代ローマ3世紀独特のスタイルです。
古代のブロンズリングは壊れて発見されることが殆どですが、このリングは綺麗に原型を留め、フランスのローン・ル・ソーニエで発見されました。
セットされたインタリオはニコロのように見えますが、これは石ではなくグラスで出来ています。
モチーフは少し分かりにくいですが戦いの神マルス神です。
このリングの良さはブロンズ製ではありますが、原型を綺麗に留めているところと、ガラスのインタリオが留められている面白さ、そして古代のリングとしてお求めやすい価格にあります。実際に身に着けるというよりは壊れやすいのでコレクションやオブジェとして楽しむ為の指輪です。長い時を隔たブロンズの経年変化に深い味わいがあります。
ルーブル美術館に類似の作品が所蔵されています。
正面。
斜め横。
反対側。
指輪全体の形。
ベゼル裏。
裏面。