18世紀 漆黒のダイヤモンド リング
このリングはとても珍しいリングなのです、何が珍しいかと言うと、こうして見ると黒い石がついているので、オニキスが留まっているように見えますね、でもこのリングに留まっているのはダイヤモンドです、ダイヤモンド特有の虹色のファイヤーも確認できますし、鑑定でもダイヤモンドで有ることがわかっています。
では何故黒いのか?ブラックダイヤモンドで有名なカーボナードという稀少な石があるので、もしかしたらブラックダイヤモンドかもしれないのですが、ブラックダイヤモンドがこの年代に既に発掘されていたかどうかはわからないので確かな事は言えません、でももし稀少なブラックダイヤモンドだったら、、?と思うと夢があって楽しい指輪ですね(^ー^)ノ
このリングが作られた当時、女性は夫や両親、子供が天に召されてしまった時に黒い洋服を一年間身に着けて喪に服す必要がありました。
これは、少し伝説のような話になってしまうのですが、喪に服している間にダイヤモンドを使ったジュエリーを身に着ける事が出来なかった為にブラックダイヤモンドを使ったジュエリーを作ったと言われています。
本物のブラックダイヤモンドの色は真っ黒ではなく、どこか灰色がかっていたり、濃い茶色がかっています、この指輪の石も横から見ると透明ではなく、暗く色がついた石なのでブラックダイヤモンドかもしれません、それかブラウンダイヤモンドをセットして石の裏に黒い箔を貼って黒い石に見せたか、もしくは箔が自然に良い感じに真っ黒に変色したのか、、、いろいろな可能性がります。
ブラックダイヤモンドであるにしても、喪に服す為のジュエリーとして最初から黒く見せたにしても、箔が黒く渋く変色したにしても、いずれにしてもアンティークジュエリーの面白さを感じさせてくれます。
独特の雰囲気をもった渋いリングです。

表面はかなり摩耗していて滑らかで、いくつかの石にはダメージあり、長い間身に着けられた指輪で有ることが良くわかります。
きっと大切な指輪だったのでしょう。

側面。
ダイヤモンドは中央に向かって盛り上がるようにセットされています。

反対側。

ベゼル裏面、サイズ変更は可能です。

丸くて大きくて、指を包み混むようなリングです。
黒くなったダイヤモンドが留められたリングはとても珍しいです、ダイヤモンド特有のキラキラとした輝きがあり、虹色のファイヤーも出ます、他にはない独特の雰囲気が感じられる渋い指輪です。