18世紀 インタリオ リング 「古代ローマの哲学者セネカ」
古代ローマの哲学者セネカをモチーフにした18世紀の全てオリジナルのインタリオリングです。インタリオにはセネカの文字、資料のように、髪型のうねる感じなどもとても良く表現されたインタリオリングです。
18世紀の古代ローマ時代をモチーフにした作品を見ると、微笑ましくて嬉しくなります。18世紀当時にローマで古代ローマ遺跡が発見されて、人々が熱狂的に古代遺跡に夢中になり、古代ローマへの夢を追い始めるからです。18世紀の人々も、現代の私達も、古代世界に夢を見ているところになんら変わるとこがないからです(^-^)
このリングの注文主は古代ローマに夢を馳せて、古代ローマ時代の憧れの人物である哲学者セネカのインタリオを彫刻師に注文したのです。
18世紀当時の人々が、古代ローマ時代の人物をインタリオリングに仕立てた事を、貴方を主人公にして物語風に説明したブログがありますので、是非ご覧下さい。
タイムスリップしたように当時の雰囲気を感じて頂けると思います。
18世紀当時にあった彫刻などを参考にしたのでしょう。
顔立ちや髪型などが、非常にリアルで、優れた彫刻師の技術を感じます。
粘土に押すと彫りが分かります、特徴をたくみに捉えた素晴らしい彫りですね。
裏面、18世紀の特徴が感じられる美しい彫金です。
18世紀のリングの美しさはシャンクにも表れます。
繊細で透かし模様のシャンクは細身の作りです、19世紀に18世紀のスタイルで作られた作品もありますが、シャンクは18世紀のものよりも太い仕上がりになっています。
また18世紀の作品は大変貴重ですが、ベゼルのみ18世紀でシャンクやフープが現代のモダンのものだったりする場合が多くありますので、是非シャンクやフープにも注目してみて下さい。
このリングのシャンクの美しさに、百合の紋章が取り入れられているところです。とても美しいワンポイントです、注文主が貴族であった事が良くわかります。
サイズは小さくて7号〜8号です。
女性ならば薬指に、男性ならば小指に丁度良いでしょう。
知的で洒落た指輪です。