ネオゴシックスタイル サラマンダーブローチ
ネオゴシックスタイルのとても洒落た珍しいデザインのブローチ、モチーフはおそらく火竜サラマンダーでしょう。たっぷりと金を使った作りで、丸みを帯びた逆三角形のフレームの中からサラマンダーが出て来たようなデザイン、サラマンダーのポーズがとても独創的で他には見られないサインドピースのような素晴らしい芸術性を感じます、例えばネオゴシックスタイルのジュエリーデザインで有名なルイ・ヴィエーズの作品の雰囲気に似ていて、まるで中世の物語に登場しそうな神秘的で特別な印象のジュエリーです。身に着けた時にサラマンダーが下を向くので、サラマンダーがそのまま降りていってしまうような雰囲気も独特で素敵です。
金の表面は程よくマット、水に濡れたような独特な艶っぽい感じがしするのも、このモチーフに良くあっています。
同じ金でも表面の仕上げの差で、印象ががらりと変わるのがゴールドジュエリーの面白いところです。
空想上の動物ですが、体の動きがとても自然でリアルです。
この作品を作ったアーティストの力量を感じます。
斜め横。
全体的にはしなやかなデザインなのですが、角度によってとても力強い造形が感じられます。
ピンを受ける部分にきちんとホールマークが入っています。
神秘的で力強い造形なのですが、右後ろ足がちょこんと尻尾を掴んでいるところが可愛いです。
画像で受ける印象よりも実物の方が小さく感じるデザインだと思います。