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イエス・キリストのプリカジュールエナメルのメダイです。
このような小さなメダイは洗礼を受けた赤ちゃんに贈る特別なペンダントでした。
通常はマリアがモチーフの事が多いので、イエス・キリストがモチーフのものはとても珍しく、なかなか見つからないと思います。
色合いも綺麗で、ルビーをハートに見立てているところがとても良いですね。

ハートモチーフの起原は遙か中世にまでさかのぼり、イエス・キリストが自らの心臓を人類への愛として見せた事に由来します。
ハートモチーフについての由来はブログに掲載していますのでご覧下さい。
是非ブログもご覧下さい。

ハートシェイプの由来

裏から光りをあてて見ると、ステンドグラスのようで綺麗です。
鷲のホールマークは上部のバチカンがついている輪に打ち込まれています。
アンティークには何か理由が無い限り、必ずホールマークが打ち込まれていますので、確認してみてくださいね。

裏面には日付けとイニシャルがが刻まれています。1931年5月31日、S・Wです。
このメダイが作られたよりも後の時代に年号が刻まれているので、本来の持ち主に子供が生まれた時に彫らせたのかもしれないですね。

薄い作りです。

色合いがカラフルなペンダントとしても楽しめるでしょう。