ベルエポック 真珠ネックレス
フランス、1900年頃のベルエポックの素晴らしいデザインと作りのネックレスです。プラチナワークの素晴らしさが全面に出たようなネックレスですね。繊細で華麗なオープンワーク、細かなミルグレイン、小さな天然真珠や小さなダイヤモンドがちりばめられています。チェーンのデザインもとても珍しくエレガントで首から下げた時に肌に小さな真珠がちりばめられるような美しさがあります。

素晴らしいプラチナワークですね、表面には細かなミルグレインがびっしりと刻まれています。固いプラチナをここまで美しく整えるには相当の技術が必要だったことでしょう。またデザインもさりげなくとても優れています、中央の花モチーフから放射状に伸びる細いプラチナ、その周囲を葉のモチーフの装飾が飾りますが、ミルグレインがうたれているところと、うたれていないところが交互にあり、さりげないリズム感を生み出しています。パールも小さいですが、照りの奇麗なものが選ばれています。極小のダイヤモンドが使われていますが、このデザインをさりげなく引き出すような、ミルグレインの輝きと一緒に輝くようなさりげなさがとても上品です。

横から見ると、立体感があることがよくわかりますね。中央の花モチーフの部分が盛り上がり、プラチナワークが交互にかさなり合うような立体感があります。

裏面。

このようなパールチェーンはとても珍しいです。身につけると実にエレガントで肌に真珠をちりばめたような効果があります。

全体像。控えめでエレガントで上品。そんな言葉が似合うジュエリーです。