婚約指輪 19世紀
フランスのPoitou地方の伝統的な婚約指輪です。このふっくらとした可愛らしいデザインのハートは愛を意味し、両手はその愛を相手に捧げる事を意味します、そしてハート上のモチーフは少しわかりにくいですがクラウンを表しており、このクラウンは結婚は頭に冠をかぶせるように素晴らしいと言う事を意味しています。実際、結婚式の時には花嫁の頭に花でできた冠がかぶせられていました。1818年〜1838年に作られた事を示す騎士の兜のホールマークが打たれています。サイズ変更は可能ですがなるべくしない方が良いと思います。

ちなみにPoitou地方とはフランスの地図でいうとここです。

ふっくらとしたハートがとても可愛らしいデザインです。

ハートを両手でささえたデザインは、愛を捧げていることを示します。

反対側。

シャンクには手のデザイン。

裏面。

わかりにくいですが騎士の兜の刻印が打たれています。

なんともチャーミングな指輪です。金はハート部分はふっくらしていますが、他の部分は薄い作りです。

19世紀初期の古い婚約指輪、当時に思いを馳せるのも楽しみの一つですね。コンディションはとても良いです。