古代ローマ インタリオ 獅子
古代ローマの1世紀〜2世紀の獅子モチーフの貴重なインタリオのリングです。
古代のインタリオに使われている石はカーネリアンなどの単色の石が多く、このインタリオのような多層のアゲートが使われているのは珍しいでしょう。
このアゲートは中央に高さがあるように整えられており、正面から見ると目のように見える事からアイアゲートと呼ばれています。
モチーフは動物達の王である力強い獅子です。
この力のあるモチーフは持ち主の力強さを示すため、獅子のような強い存在をお守り変わりとして彫らせたか、獅子のような強さを身に着けたい、などの意味があったと考えられます。
多色のアイアゲートと獅子の組み合わせ、現代的な感覚で見ても非常に洒落た
インタリオです。
リングはモダンなので、サイズ変更は問題なく可能です。
シックなお洒落として、男性はもちろん女性にもおすすめしたいジュエリーです。

獅子の全体像が非常に小さな石に彫られています。
浮き彫りのカメオとはまた違って沈め彫りのインタリオはより細かい表現が可能なので極小の彫刻作品といえるでしょう。インタリオはカメオのような派手さはありませんが光の当たる角度によって、獅子がよりはっきりと浮かび上がる瞬間がある神秘的なジュエリーです。

動物達の王、獅子が彫られています。

高さのある形に整えられたアイアゲートです。

粘度に押すと獅子の姿が浮かび上がります。