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素晴らしい透かし細工のロケットです。この細工は全て手仕事による手彫りでルポゼと呼ばれ、過去の職人の技が感じられる技法の一つです。表面全てにルポゼが施されているので中に入れた写真がうっすら見えるのもロケットペンダントとして非常に気が利いた作品と思います。蓋を空けなくても中の大切な人の写真の存在をうっすら感じて頂けるのですから。

そしてこのロケットの作りはとても丈夫でかなりしっかりしています。重さも金をたっぷり使っているので心地よい重みがありますね。百合の紋章の装飾はシルバーで出来ていて、表面には小さなダイヤモンドがびっしりと留められています。ダイヤモンドが4つとれていますが、150年を経てきたアンティークとして普通の事ですので、それほど気にしなくても良いと思いますが、修理可能です。

彫金のロケットとしてかなり良い作品です。

裏面にも非常に美しい彫金がきちんと施されています。

蝶番部分。厚みは0.9cmとしっかりあります。

中央のくぼみから開くようになっています。この写真ではきちんと閉まっていませんが実物はしっかり閉まります。

左側にはガラスの蓋がついています、ここに写真が入るようになっています。

このガラスの蓋を外して香りのするものを入れれば、透かしの細工なのでポマンダーとしても楽しめると思います。

ゴージャスな印象のロケットです。そしてチェーンは、、、

このロケットに合った素晴らしいチェーンを見つける事ができましたので、ロケットとセットでご紹介させて頂いております。
このロケットは作りがかなりしっかりした良い作品なのでチェーンもそれに見合った作品を選ばないとちぐはぐな印象になってしまうと思います。


クラスプ部分。

本当に素晴らしいロケットです。