3ctダイヤモンド エナメルブレスレット
正にブレスレットの女王と呼ぶに相応しいブレスレット。初めて見た時、思わず感嘆の声をあげてしまいました。このブレスレットの素晴らしさをご紹介しなければいけないのですが、見所が多すぎてどこから紹介すれば良いのか本当に迷ってしまいます、19世紀初期の最高峰と言える金細工が素晴らしすぎますし、デザインもエレガントで洗練されていて非の打ちどころが無い上に、質が良く美しいダイヤモンドがトータルで3キャラットも使われています、、、どこから見ても完璧にエレガントなブレスレットで、当時の貴婦人の為に特別に作られた事が一目でわかりますし、注文主の洗練された趣味と優れた美意識を感じます。画像だと大きく感じると思いますが、縦は2.9cmです。
正面のメインモチーフ部分の拡大写真です。このダイヤモンドの美しさを感じて頂けていますでしょうか?とてもクリアで眩しく感じるダイヤモンドです。(やはり静止画像ですと、どうしても限界があるので動画を導入予定です。)19世紀初期のダイヤモンドがまだまだ貴重であった時代にこれだけのダイヤモンドを使った優れたデザインのブレスレットは本当に貴重です。大きなダイヤモンドを囲むブルーエナメルのデザインや、エナメル細工を施す範囲もダイヤモンドの大きさのバランスと合っていて、ダイヤモンドを引き立てる額縁のようです。
斜め横から。ダイヤを囲むブルーエナメルの洗練されたデザイン、そして脇のホワイトエナメルの装飾も控えめで優雅そのもの、全てのバランスがかみ合っています。エナメル部分にごくごく僅かに剥がれが見られますが、アンティークとして普通のことで全く問題はありません。コンディションはエナメルの僅かな剥がれをのぞいてほぼ完璧で、金の摩耗などもほとんど見られない大変に綺麗なコンディションです。
反対側です。どうぞ細部までじっくりご覧下さい。
ダイヤモンドもとても美しいですが、当時の彫金師の最高峰の金細工がこのブレスレットの真骨頂で、第一級の彫金師の技術と情熱と誇りが宿っているのです、恐ろしいくらいに良く出来た完璧な彫金は、まるで蛇のようになめらかに金の細かなパーツが手首にあわせてスムーズに動くのです。
なめらかに動きますが、まっすぐにも伸びます。 一つ一つのパーツが完璧に組み合わさっています。
そして、この表面の美しい彫金をご覧下さい!もう見とれてしまいます。絵筆で書いたかのようななめらかな彫金を細かなパーツにわかれている金に施すなんて、素晴らしい仕事です。
反対側、高度な金細工がぐるりと一周ブレスレットの回りに施されています。
素晴らしい彫金です。
完璧です。
表面からみても凄いですが、裏面はまた別の意味で凄いですね、このブレスレットの美しさの舞台裏をみているようです。このような細かなパーツを人の手で一つ一つ作りあげて繋げていくことのなんと難しいことか、、は虫類が嫌いな方には申し訳ないですが、まるで蛇の鱗のような自然さでパーツが完璧に組み合わさっています。
もちろん、ぐるりと一周全面に素晴らしい仕事が施されています。
完璧です。
中央のパーツは着脱用の金具です、この金具もまたすごいんです。
ダイヤモンド裏面のアップ、もちろん綺麗な仕事です。
このブレスレットを嵌めるときは、このパーツを少しずつ横にすらしますが、見えない部分にまで、こんなに綺麗な彫金が施されています。一切の妥協をしない職人によって作られていますね。
全部外すとこうなります。
ジュエリーとは自信と力を与えてくれるものだと思っています。このブレスレットはトータルで3ctもの美しいダイヤモンドと、19世紀の最高峰の彫金の技術があわせられたジュエリーの中でも特別なジュエリーなのです、このブレスレットを身につける女性は、このジュエリーが自信と力を与えてくれるのを感じることが出来ると思います。また、実際に身につける事が少なくてもこのような美しい品を宝物として所有することは深い満足感と共に心を癒してくれる存在となることでしょう。¥850.000-という価格はこのジュエリーの価値を考えても、市場価格を考えてもものすごい破格です。