古代美術 古代ローマ2世紀 オールオリジナル メデューサ カメオ
古代ローマ2世紀の小さなカメオのモチーフはメデューサです。
古代の小さなメデューサのカメオは、彫りが浅く、はっきりしない彫りのものが多いですが、ご紹介しているカメオの彫りは、
大変素晴しいクオリティのものです。
厚みのある石に、顔立ちがかなりはっきりと彫られ、頭部には羽も表現されているなど、古代の小さなメデュ-サのカメオの中でも
トップクラスの出来映えです。
メデューサは目があった者を石に変える怪物として神話で知られており、古代では魔除けのお守りとして人気があったモチーフで、ジュエリーも含めてあらゆる装飾品に登場します。
恐ろしいメデューサではありますが、どこか愛嬌のある愛らしい顔立ちをしたチャーミングなカメオ作品でもあります、ヘレニズムではメデューサは美しい女性の姿をした哀れなメデューサ・ロンダニーニとしての彫刻作品も残っています。
この作品は、小さなドロップ型のオリジナルの金の土台にセットされていますが、形状から元はおそらくピアスの一部だったと思います。土台を少し補強して、古代の希少なプチペンダントとして加工することができます。
土台のドロップ型も綺麗な形ですし、金とカメオの白の組み合わせもとてもバランスがよく、チャーミングな素敵な古代カメオのプチペンダントとして楽しんで頂けると思います。
メデューサについてご説明したブログ、ゴルゴネイオンも是非ご覧下さい。
とても小さな作品です。
正面。
斜め横。
真横から見ると、かなり厚みのある作品であることがわかります。
裏面。