「オルフェの妻エウリデュケー」エナメルプリカジュール ペンダント
とっても珍しいプリカジュールのペンダントです、通常プリカジュールのペンダントで周囲を天然真珠で囲ったものは、丸いシェイプで宗教モチーフが多いのですが、このペンダントはひと味もふた味も違います!
まずモチーフは、、、
動画も是非ご覧下さい。

モチーフは宗教モチーフではなく、オルフェの妻、木のニンフであるエウリュディケーです。
エウリュディケーはオルフェウスと結婚してまもなく毒蛇に足を噛まれて死んでしまいますが、まさにその瞬間をモチーフに選んだ特別な作品です!
少し怖いモチーフかも、、と思われる方もいると思いますが、芸術と死は切っても切り離せない関係です、ここからオルフェが冥界へ向かう悲しく美しい神話が生まれるのですから、、、。

プリカジュールエナメルは光を通す七宝という意味です。
裏から光を当てるとまるでステンドグラスのような美しさです。
角には小さなサファイヤがポイントで留められています。

エウリュディケーの彫金もプリカジュールエナメルにもそれぞれに優しい立体感があり、のっぺりした感じはせず、まるで美しいレリーフのような印象を受けます。
そして、プリカジュールエナメルのペンダントで長方形というのはとても珍しい形なのです。このペンダントはモチーフも形もまず見かけないですから、特別にオーダーした作品でしょう。

裏面。
19376のナンバーが刻まれています。

周囲は綺麗な天然真珠で縁取られています。

フランスの18kのアンティークである事を示す鷲の刻印入り。

小さなステンドグラスの絵画を身に着けているような美しさ。
滅多にないとても珍しい作品です(^-^)