ハイキャラットゴールドのルネサンスリングです。

ルネサンスのリング自体が希少ですが、このリングは現存するモデルの中でも

極めて僅かしか存在が確認されていないタイプのリングになります。

非常に希少な星形のタイプのベゼルは五つのガーネットで構成され、

中央はポイントカット、上下左右は三角形にカットされたものがセットされています。


ポイントカットはダイヤモンドの自然な八面体の形を模倣したカットで

とても良い雰囲気が感じられます。


ベゼルは立体感と厚みが感じられボリュームもある大変豪華な作りです、

ベゼル側面とショルダーにはザクッとした豪華な彫金が施され、

白いエナメルの痕跡があちこちに見られます。


現在、このような星形のベゼルを持つルネサンスリングは非常に少数しか存在しておらず、

美術館や資料等で僅かに数個確認できるのみで、

このように市場でご紹介できる機会は滅多にないでしょう。





中央のガーネットと左右のガーネットに一部欠けとエナメルに欠損が見られますが、

古く希少なルネサンスのリングとして通常のコンディションになります。





ガーネットは深く落ち着いた赤色になります。





ベゼル側面とショルダーにはざっくりとした豪華な彫金が施されています。





大きくするサイズ変更は僅かであれば可能です。

小さくするサイズ変更は良い方法がございますので、

ご相談ください。


   

参考　　

左　 Zuckerコレクション 類似リング

右 扇を持つ女性 フランス・ハルス 1640年頃 より




参考　類似作品

イングランド王チャールズ1世(1600年〜1649年)から
サー・ニコラス・ケメイズに贈ったリング


    

ヴィクトリア&アルバート美術館
類似作品




世界的にも大変希少なモデルのリングですので、

時々愛でて着用するような芸術作品になります。

他にはないようなルネサンスのリングをお探しの方には大変おすすめになります。