大変エレガントで豊かな立ち姿と立体感を感じさせる素晴らしい彫りのフォルテュナのインタリオです、
年代は紀元前1世紀頃の作品で詩的で情感あふれているのを感じます、
写真撮影頑張りましたが、写真ではではつくづくインタリオの美しさは伝わらないと感じています。
古代ローマのインタリオの中では珍しい縦長で大型のコーネリアンが使われていますが、
美しい立ち姿を生かした構図だと思います。
インタリオの中では大型のサイズですので、何が彫られているかがはっきり分かり、
身につけている時もカメオのような感覚で楽しんでいただけるような気がします。
フォルテュナは右手にコルヌコピア、左手には恐らく小麦の穂を持っていたかと思いますが、
残念ながらそこが欠けており確認することができません。
若干のダメージはありますが、年代を考えれば多少の欠けがあるのは普通ですし、
例外的に美しい彫りの特別なインタリオ ですので
許容範囲のダメージになります。



インタリオは光を反射した時に彫りがはっきりと浮かび上がるのが神秘的で美しいものです、
このインタリオ は大型で平らですので光を反射しやすい形ですし、
心に訴えるような彫りも例外的に美しいものですので、
それを十分に楽しんで頂けると思います。
また石が半透明で濃淡のある表情豊かな美しい石で、
赤色から薄い橙色まで
色味が見る角度や光によって本当に変わります。
裏から光をあてて透かすと古代世界を小さな窓から覗いているような気持ちになりますから
楽しんで頂ける作品だと思います。
動画も是非ご覧ください。
彫りは大変深く、ハイクオリティのインタリオ です。
粘土に押すと彫りの美しさがより分かります。
目鼻立ちがすっきりした力強い顔立ちや、細かく表現された頭髪の彫りは素晴らしく、
ドレープがよくわかる衣服は右側に布が垂れ下がっているのもいいですし、
形のはっきりした大きなコルヌコピアも堂々としています、
コルヌコピアや衣服はまるで黄金で出来ているような、ずしりとした豊かな重みを感じる表現です。
左膝が手前に迫り出して見えるように一番深く彫ってあるのも立体的で丁寧です。
時を超えて存在している小さな芸術品に改めて感動しますし、
インタリオ は世界最小の古の彫刻芸術作品であることひしひしと感じます。


リングの作りは1800年頃のものです。
サイズ変更可能です。
このインタリオ が作られた当時の時間をかけて丁寧に磨かれた跡が残っています。
彫り込まれている箇所以外は摩耗によりややマットな質感になっていますので、
マットな質感と艶が残っている質感の差がまた彫りをより浮かび上がらせます。
インタリオを型取りし、シルバーでプレートを制作することが可能です。
シルバープレートは彫りがはっきり分かりますし、
そのままリングやペンダントへの加工も可能です。
左側の粘土に押した画像がそのままシルバーになるイメージです。
仕上がりもとても美しいので大変ご好評をいただいております。
是非お問合せください。