アールヌーヴォーリング 2ct ダイヤモンド
ほっそりした指に見せてくれる縦長のデザインのアールヌーヴォーの指輪は、ベゼル全面が蔦の葉に覆われているような、大変繊細な透かしの彫金が施されていて、とてもアンティークらしい仕事がされた素敵な指輪です。こういう仕事の指輪もなかなか見つけにくくなってきました。
大きな指輪なのですが大変繊細な作りの為に、ボテッとボリュームのある印象ではなく、軽やかな印象があります。
1ctのダイヤモンドを上下に1つずつ贅沢に配置していますが、大きなダイヤだけが浮いてしまうような印象はなく、美しい金細工によって大変上品な雰囲気 にまとめられています、上品さを感じる理由の1つである金の色の美しさですが、アンティークジュエリーの金はただピカピカしただけの色ではなく、時を経た 金ならではの独特の美しさが出ていることがあり、この指輪も大変綺麗な金の色をしているのです。
ダイヤモンドは動画を見て頂ければわかると思いますが、とても綺麗に輝く石です。このダイヤモンドには若干のインクルージョンが見られますが、ダイヤモンドが希少な時代に作られたアンティークジュエリーとしては、普通のことですので、それほど気にされる必要はありません。
ベゼルには素晴らしく繊細な透かしの仕事が施されています。
ダイヤモンド拡大。
ショルダーにも蔦の葉の装飾がベゼル部分から繋がるように施されています。
アンティークジュエリーの証、ホールマーク。
アンティークジュエリーには何か理由がない限り、このようにホールマークが打ち込まれています。