アールヌーヴォー宿り木ネックレス
宿り木のモチーフはロケットペンダントなどで良く見かけるのですが、このような宿り木の葉を繋げてネックレスにした作品はかなり珍しいですね、同じタイプの作品を見たことがないのでこれはおそらくオーダーで作られた作品だと思います。
宿り木には、木の下でキスをすると結ばれるなんていうロマンチックな言い伝えがありますから、きっと恋人へのプレゼントとして作らせた品物なのかな、、なんて思っています。
葉はしっかりグリーンゴールドで表現してあるのが素敵です、金の表面も葉のように見せる為の繊細な彫金が施されていて、光沢など艶感もとても綺麗に出ています。葉は一枚一枚に綺麗な曲線が出て、薄さや軽さを感じさせるふんわりとした仕上がりで本当に繊細なネックレスだと思います。
随所に宿り木の実として小さな天然真珠が添えられているのも可愛らしいです。
葉の表面の拡大です。ごくごく細い線が曲線に沿って軽やかに彫られ、マットでありながら艶があり、独特の光沢を空気感を生み出しています。とても繊細な仕事だと思います。
薄く繊細で空気のような仕上がりですが、裏面なども丁寧でしっかりとした作りです。
横から見ると、その繊細さが良く分かりますね。薄くて軽やかで綺麗です。
クラスプ。写真には写っていないのですが、18kの鷲の頭のホールマークがちゃんと打ち込まれています。
葉が一枚一枚軽やかに繋がったデザイン、身に着けると本当に繊細で素敵な作品です。
長さは44cmあります。