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古代ローマ 3世紀リング

古代ローマ 3世紀リング
この指輪は古代ローマ3世紀のとても素晴らしい指輪です。
でも、もしかしたらこの写真を見ても「確かに格好良くて迫力のある指輪だけど、古代ローマの3世紀の指輪って他にどんなものがあるの?」と思われる方もいらっしゃると思います。

この指輪に良く似た指輪がルーブル美術館に展示されているので、指輪と一緒にルーブル美術館を訪れてみたいと思います。

それでは行ってみましょう☆
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展示されている指輪と見比べる前に、この指輪の説明を少ししておきたいと思います。

この独特で美しいデザイン!約1700年も前の古代ローマ3世紀にこんなに斬新なデザインのリングがあったなんて、そのセンスには本当に驚きます !

非加熱のオニキスであるニコロがボリュームのある指輪にセットされ、指輪のシャンクのデザインと作りは古ローマ3世紀のリングとして第一級の作品です。

他にはどんな指輪があるのか、ドキドキします。
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ここがルーブル美術館内の古代ローマ3世紀の指輪が展示されているセクション、素晴らしい装飾品が沢山収蔵されています。
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まず一つ目、ニコロのインタリオがセットされているところと、ベゼルの形がとても良く似ています。横から見ると、、

ルーブル美術館、この指輪へはこちら

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シャンクの作りも立体的でボリュームがあり本当に素晴らしいです!デザインが似ている事もよくわかりますね。
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そして、二つ目、こちらも中央にニコロのインタリオがセットされていて、シャンクのデザインなど雰囲気がとても良く似ていると思いませんか?

ルーブル美術館、この指輪へはこちら

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3つ目、この指輪は少しニコロのインタリオが大きいタイプですね、やはり似た雰囲気があります。

ルーブル美術館、この指輪へはこちら

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他の古代ローマ3世紀の素晴らしい指輪達を見て、当時の第一級品のデザインの感覚を感じて頂けましたでしょうか?
今回ご紹介したリングと美術館に収蔵されているリング、いずれも素晴らしく、とても似た雰囲気がありますが、一番の違いはニコロに何も彫られていないことです。

でも、それにもきちんとした理由があるのです。

古にはアイアゲートと呼ばれる魔除けの石がありました、どのような石かというと石の模様が目のように見える石の事です。

この石は邪悪な存在を打ち払う効果があるとして魔除けのお守りとして身につけられていましたが、このニコロも魔除けの効果がある石として身につけられていたので、表面に何も彫っていないことは普通の事なのです。

ニコロが魔除けの石として身につけられていた事は、ルーブル美術館の古代の装飾品を説明したこの本にも書かれています。

ニコロインタリオ付きのリングの存在は、魔除けの石に何か彫りたい人は好きなモチーフを彫っていた、ということですね(^-^)
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せっかく美術館にいますから魔除けの目のモチーフについて、もうすこし詳しく見てみましょう☆

こちらは古代の壷が沢山展示されているセクション。
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この壷にも大きな目が描かれています、これもニコロ同様魔除けの目の一種なのです。
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ところで、ルーブル美術館のような一日かかっても回りきれないような巨大な美術館にいると本当にいろいろな作品が多く展示されている事がわかります。

美術館に収蔵されている作品全てが素晴らしいか?というと、そんな事はないのです。

美術館に収蔵されている作品には二つの目的があります。
一つは本当に素晴らしい作品(マスターピース)を展示する目的、もう一つは古い作品(ミュージアムピース)を展示し当時の文化を伝える目的です。

マスターピースはその分野で第一級といえる作品の事、他の作品よりも例外的に素晴らしく、珍しく、見つけるのが難しい作品の事です。

ミュージアムピースは古い文化を伝える為の作品、これらは発掘品、寄贈品、美術館が資料として購入した品、などで、素晴らしい作品ではない場合も多くあります。

今回ご紹介した指輪はマスターピースと言える作品です、それでは普通の古代ローマ3世紀の指輪とどれだけ違うのか見比べてみましょう。
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この指輪が古代ローマ3世紀の同年代の作品です。
本物の作品ではありますが、違いは一目瞭然ですね、シャンクの彫りやデザインなどが、今回のマスターピースのニコロの指輪に比べると随分とシンプルな事がよくわかります。
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ルーブル美術館に来て実際に作品を見比べてみましたが、この指輪の素晴らしさ、感じて頂けましたか?

マスターピースといえるこの指輪が美術館の外にある事が意外に思われるかもしれませんが、実際はそんな事もないのです。
現存する多くのマスターピースは現在も外にあるのです、例えば、個人コレクター、個人の美術館(Barbier-Muller)等、、

そして、、、

古より長い時を眠り続けている忘れ去られたマスターピース達も存在します、地中に埋まっていたり、古い箱の中にあったり、貯蔵庫や地下室にあったり、それらは「宝物」と呼ばれる存在で、今も再び空を見上げる日を世界のどこかで待っているのです !

それを見つけるのは簡単な事ではありませんが、現地パリの熟練のディーラー達との連携によりそれらを見つけてご紹介していきたいと思っています。
それでは今回ご紹介した古代ローマの3世紀のマスターピースリング、拡大画像を沢山掲載していますので、どうぞごゆっくりご覧ください☆
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魔除けのニコロが中央にセットされています
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シャンクの彫金、これはもう見事としかいいようがありません !
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ベゼルの僅かなくぼみがデザインをより美しくしています、、
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本当に美しい造形美です、、、
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とても迫力のある指輪です、ですが細かな線の絶妙な配置など、デザイン自体は非常に繊細な事に驚かされます。
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直線、曲線の組み合わせのバランスが素晴らしいですね。
この横にぐっとせり出した独特のリングは古代ローマ3世紀のスタイルです。
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斜め横。
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反対側。
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真横。
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反対側。
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斜め後ろ。
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裏面。一周ぐるりと彫金がほどこされています。
本当に素晴らしいリングです。
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古代ローマ 3世紀リング

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国 名
ローマ
年 代
3世紀
素 材
ニコロ ゴールド
サイズ
2cm×1.7cm 約11号〜14号 サイズ変更不可能

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