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バラと直線が組み合わさった、華やかな中にもシャープな印象を受けるチャーミングなデザインのゴールド&プラチナのフレンチネックレスです。
バラと直線という対照的な要素を上手くアレンジした独特のデザインのネックレスですが、このような他にはないような独特なデザインが生まれたのには訳があります(^-^)

次ページでご説明致します(^ー^)ノ

パーツの拡大、華やかなバラと直線的な装飾、プラチナも用いられてとても良いアクセントになっていますね(^ー^)(プラチナの装飾の上に見える黒っぽい影は光の加減で出来たもので、実物はクリアなプラチナです。)
通常、マットゴールドを使った植物モチーフのネックレスはアールヌーヴォーの作品である事が多いのですが、このネックレスのスタイルを考えた時に、バラは アールヌーヴォーだけど、アールヌーヴォーにはこのような直線は用いられないいからどちらなのだろう?と思ってしまいますね。

実はこの作品はアールデコとアールヌーヴォーの両方の特性を兼ね備えたとても珍しいトランジションスタイルの作品なのです、トランジションスタイルとは アールヌーヴォーからアールデコへの過渡期に作られた珍しいジュエリー達の事です!有名な作品ではカルティエの可愛らしく贅沢なTutti Frutti などがあります(ブログを見て下さいね(^-^))

このトランジションスタイルにはアールデコのシャープさや素材使いなどが確認でき、同時にどこかに自然のモチーフも取り入れられているのが、最大の、そして最も重要な特徴なのです。

過渡期の作品だけあって、デザインの移り変わりをはっきりと感じる事ができる事にとても面白みを感じます。

5つのパーツがバランス良く並んでいます。
作りも厚みがあって、しっかりした作りです。

バラの華やかさと直線のシャープさが見事に組み合わさっています。
バラの作りも立体的です。

そして素晴らしいのが、4mm玉と大きめの美しい丸い形をした4つの天然真珠がパーツの間に留められていること。アクセントに4mm玉の真珠を使うのはとても贅沢です。
照りも良く艶もあり、きちんとした真珠を丁寧に選んでいる事を感じます。

裏面。

クラスプ。

アンティークチェーンならではの美しさ。

着用イメージ。身に着けた時の方が何倍も綺麗な洒落た作品です(^-^)
見れば見るほど、アールデコとアールヌーヴォーの相反する二つの特徴が一度に感じられると思います。とても味わい深い特別で素敵なネックレスです。
そしてアクセントの4mm玉の真珠使いも贅沢です。